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心療内科初診の風景

開院して3ヶ月が過ぎて思うことですが、心療内科受診歴のない患者さんが非常に多いことです。勤務医のころは、どこかのメンタルクリニックに通院した経験があるという患者さんの方が圧倒的に多かったと思います。「心療内科が八尾にできたけど受診しようかどうしようか」と数か月迷って受診される方がおおいので、初診とはどんなものか語りたいと思います。

 

まず、初診に必要な時間ですが、30分くらいはは必要です。問診票を書いていただきますが、これは話の引き出しに使い、やはり当人の口から語っていただきます。病状に直接関係ない話も多く聞かせてもらいます。どんな環境で暮らしているのか?家族は?学生時代はどうだったのか?恋人はいるのか?ということまで聞くことがあります。

 

診断に必要だから聞く場合もあれば、お互い打ち解ける目的で雑談にはしることもあります時々、美容室でカットされているときの雑談と変わらないような気になることもあります。

 

患者さんによっては、あまり話したがらない人もいますし、話すのが得意でない人もいます。心療内科に相談に来る人は、「話が苦手で緊張しやすい」人がおおいです。雑談(診察)から糸口をつかんで治療の軸にしていく場合もあります。

 

このような過程を、心理士さんにおまかせする場合もありますが、中田こころのクリニックでは、私のこだわりとして、自分で聞かないと気がすみません。誰かが聞いてまとめた現病歴ではなく、自分で聞いてこそ治療方針が立つものと思います。

 

初診ではお話をうかがった結果、ストレス?身体?環境?さまざまな可能性も考慮しつつ、患者さんに治療方針を提示し、治療反応をみながら通院していただいております。

 

写真は、先日、患者さんとふるさと納税でもらえる肉の話がでたので、私が宮崎県からいただいた肉を載せてみました。

 

 

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