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大人になってわかる発達障害

日頃の仕事や家庭生活で「つい、うっかりミス」というのは人間誰しも経験があると思います。ミスをしないように気をつけ、かつメモをとる、書いて見えるところに貼っておくという工夫をする人もいるでしょう。それでも、「メモを見ることを忘れる」、「散らかしすぎて、どこに何があるかわからなくなった」という事態で、せっかくのメモや張り紙の効果がないこともあります。

 

このような事態は、ひょっとして大人になってようやくわかる発達障害かもしれません。社会に出て気がつく、出世して管理職になり、業務が多くなり気がつくといったケースも少なくありません。

 

 

ADHD(注意欠如・多動性障害)は、不注意、多動性、衝動性がみられる発達障害です。子供の頃から症状を指摘される場合もありますが、大人になっても「仕事でミスが多い」「上司に言われたことをすぐに忘れてしまう」など症状が続く場合もあります。これまでADHDは社会であまり知られておらず、子供の頃の症状に気がつかなかった方も多くおられます。薬物治療での効果が高いため、仕事や家事で困難を抱えておられる方は我慢せずにご相談ください。

 

 

 

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