早いもので今年ももう2月。
節分飾りをしました。豆だけではさみしいのでお酒もいっしょに。
当院ではアルコール依存症の患者さんもいらっしゃるので、見せつけるのはどうかと思いましたが、世の中どこを歩いていても酒類を目にすることがあるので、あえて飾るようにしました。
アルコール依存の治療に、昭和の頃は、患者さんに「アルコールは飲みません」という誓約書を書かせて、約束を守るために硬い握手を交わして、シアナマイド(抗酒薬)を飲ませていた時代もありました。
臭い物に蓋をする的な対応では、ほとんど効果がなかったので、当院ではそのようなことをせずに危機感を持ったセルフコントロールをするといった方法をとっています。
先日八尾保健所の保健師さんが来院されて、昔のアルコール依存治療について懐かしく語り、いずれ酒害についても講演会でもという話になりましたが、そのような機会があれば……ですね。