社会不安障害

症状

他人の視線を過度に気にしてしまう、注目を浴びる行動に不安を感じるなどの社会・行為状況に対する顕著で持続的な恐怖、不安があるためにその状況を避け、これらの状況に暴露されるとほとんど必ず不安や恐怖が引き起こされます。
性格の問題とされる場合もありますが、上記症状に強い苦痛を感じてしまうため、日常生活上でも人前に出ることを避けてしまいます。
未治療のまま放置されることも少なくない症状のため、お悩みの場合は早めにご相談下さい。

治療法

薬物療法

不安症状に効果のある抗うつ薬や抗不安薬を用いて治療を行います。

精神療法

支持的精神療法、認知行動療法などの治療を行います。
不安症状を引き起こす状況などを疑似的に再現して、そのような状況下において不安症状や人との接し方への対処法を提案し、実際に恐怖を感じる場面での不安感を自分自身でコントロールできるようにしていきます。