もう師走です。「角松は冥土の旅の一里塚」とことわざにあるように、年齢はみな平等にとっっていきます。まだはだ若いとおもっていてもいつかは高齢者になります。
また、自分の両親も頼れる存在、大きな存在と思っていても、やはり高齢になると放っておけなくなります。年齢はかさねても、介護過労などで家族の負担をかけたくないとも思うでしょう。
そのような事態が来てから、「さあどうしよう」と悩むのではなく、先手先手をうっておくのも方法だと思います。国も高齢化社会にそなえ介護保険制度を設けておりますが、ケアマネージャー、ケアプラン、デイサービス、ショートステイなど横文字造語ばかりをならべて制度の内容を理解するのは並ではありません。
どうしようもなくなってから介護保険制度を利用するのではなく、初期認知症のときから、介護保険の利用方法などを検討しておくのをおすすめします。
原則として65歳以上の方が対象ですが、50代でも若年性認知症と診断されればサービスを受けることもできます。また最近は、定年退職後でも旅行やスポーツを活発に行う「元気な高齢者」のことをアクティブシニアとも呼んでいますが、認知症の潜在的な危険因子がないか、定期的な健康チェックをおすすめします。